過度な自慢話は嫌われる
人間って基本的に自慢話をするのが好きなのだと思います。
自慢話をするのは楽しいですし、人から「凄いね」などと言われればやっぱり嬉しいものですから。
聞いている方も、話し手が活き活きと楽しそうに話をしているのを聞くのは、結構楽しいものです。
しかし、それがあまりにも度が過ぎてくると、うんざりしてくるものです。
過度な自慢話は、モテない要因にもなってしまうのです。
こと恋愛においては、女性に対して自分の自慢話をやたらにしたがる男性が多いような気がします。
なぜそのような弾性は、自分の自慢話をしたがるのでしょうか?
これは単純なことですよね。
それは、「女性に対して男性としての魅力をアピールしたいから」、だと思います。
つまり「俺はこんなに凄い男なんだぞ」「俺はこんなに立派な人間なんだぞ」とアピールしたいんでしょうね。
別にこれはおかしなことではありません。
異性に自分の魅力をアピールすること、女性に男性としての魅力を売り込むことはとても当たり前なことです。
動物だって、異性に対して魅力をアピールすることはします。
羽の大きさをアピールしたり、角の長さをアピールしたり、求愛行動で異性としての魅力をアピールすることはごく自然なことなのです。
ですから、男性が女性に異性としての魅力をアピールすることはとても自然なことです。
それが人間の場合は、自慢話につながるのだと思います。
過去の実績であったり、年収、職業、経歴、内容は様々です。
確かにそういったものは、異性に対するアピールに繋がります。
しかし、それがあまりにも過度になりすぎてしまうと、逆にうんざりしてしまうのです。
上司や先輩の自慢話を聞かされて、うんざりした経験はないでしょうか?
それと同じようなことを女性に対してしてしまっているようなものです。
そうした自慢話をすると、女性からは「凄いね」などと賞賛の声が聞こえてくるかもしれません。
すると余計にヒートアップしてしまうんですよね。
でも、本当に女性が喜んで聞いているかは別の話です。
そもそも、男性の自慢話に対して、「聞きたくない」とハッキリ言える女性なんてほとんどいません。
うんざりしながら、「早く終わらないかな…」と思いながら我慢して聞いていることの方が多かったりするものなのです。
自慢話より未来の話や経験から得た話
何も自慢話が絶対にいけないと言うわけではありません。
あくまでも過度な自慢話はうんざりしてしまうのです。
うんざりしてしまうような自慢話を続けるのなら、
未来の話をしてください。
これから自分がしたいこと。
これから自分が成し遂げたいこと。
将来自分がなりたいこと。
そうした話の方が、聞いていて楽しいのです。
聞いていてワクワクします。
正直女性にとっては、その男性が過去にどんなに凄いことをしたかよりも、これから先の将来、一緒にいたらどんな人生を歩めるのかの方がよほど大事なのです。
女性というのは、男性の夢の話が結構好きです。
素敵な未来を目指している男性の話を聞いていると、自分もその未来に参加したいという気持ちになってくるんです。
もちろん、ただの非現実的な夢想では困りますけどね。
そしてもう一つ。
自慢話をするなら、実績や経験をただ自慢するだけでなく、
そこから学んだこと得たことを話する方がとても魅力的な話になります。
正直言って、年収やら経歴やらをただただ「凄いだろ!」と自慢されても、すぐに飽きてしまいます。
でもそうした自慢できるほどの経験や実績から、何を学んだのか、何を得たのか、そうしたものを語れる男性は魅力的に見えるのです。
単純に話自体も役に立つということもあります。
それに、人の役に立つものを提供できる男性って、男としての魅力を感じるんですよね。
ただ自分の自慢、“凄い俺”のアピールに終始するのではなく、
ちゃんと人の役立つ話として提供できる人には、懐の深さを感じるものです。
それに単純に聞いていて楽しいですからね!
女性ってしたたかなんです
男性がいちいち自慢話で押し付けがましくアピールしなくても、
実は女性って気づいていたりするものです。
会話の中でちらっと出てきた話なんかで、結構その弾性がどういう人なのかをチェックしていたりします。
結構その辺は女性はしたたかなんです(笑)
ですから、そんなにオレオレアピールをしなくても、さらっと会話の中で自慢したい話しに触れる程度でも、しっかり女性は記憶していたりします。
それなのに、これでもかと言わんばかりに自慢話をされるとうんざりしてしまうんです。
それに女性が興味を持った男性に対しては、自分からそれとなく聞いてくるものです。
ダイレクトに聞いてはこなくても、女性が知りたいと思ったことが聞き出せるような質問を女性の方からしてくるものなのです。
聞かれたら答えてあげればいいのです。
聞く準備が出来ている時にされる自慢話と、聞く気もないのに勝手に始められる自慢話では雲泥の差がありますからね。